バーテンダーが教える、NOZAWA GINを自宅でもっと美味しく楽しむ“ひと手間”

野沢温泉蒸留所は、野沢温泉の大自然が生み出す美味しい水の巡りから産まれる恵みに触れ、味わって頂きたいという願いを込めて、野沢温泉と長野県産のボタニカルを使用したクラフトジンを製造しています。
野沢温泉のブナの森をイメージしたシグネチャーモデル「NOZAWA GIN」は爽やかな香りと味わい。
蒸留所周辺の森で手摘みしたクロモジの華やかで甘い香りと、同じく近隣の森で採れた杉のスッキリした苦味が特徴です。

今回は、テイスティングルームで腕を振るうバーテンダー、TETSUさんに自宅でできる「NOZAWA GINをもっと美味しく楽しむプロのひと手間」を伺いました。
「家でジンを楽しむ時、つい“ジン+何か”だけで済ませてしまいがちですが、本当に味わい深く楽しむなら、準備からこだわってみるとひと手間加わりより美味しく感じます」
早速、どんな準備をすればいいのか教えてもらいましょう。
冷凍庫に入れるだけ!舌触りと味の変化を楽しむ「冷凍ジン」
皆さん、クラフトジンを購入した際の保管は常温ですか?冷蔵庫ですか?
TESTUさんによると、保管場所は『冷凍庫』がおすすめとのこと。
冷凍庫?凍ってしまうのでは?と心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アルコール度数が40度を超えているクラフトジンは、冷凍庫に入れても凍りません。
冷凍することで、とろりとした口当たりになり、香りやアルコールの“閉じ込め”が効いて、口に含んだ瞬間のインパクトが増します。
温度が上がるにしたがって舌触りも風味も変わる冷凍庫に入れるだけの「冷凍ジン」。
冷凍庫のスペースを確認し、今すぐボトルを冷凍庫に入れて今晩からお楽しみください。
水割り、お茶割り、ソーダ割り!容量は正確に◎

アルコール度数が高いクラフトジン。
ストレートやロックでゆっくり飲むのもいいけれど、割って飲むのが飲みやすい。ただなんとなくで作るのはもう終わり。
めんどくさがらず容量をきちんと量るのがポイントです。バーテンダーがよく使うメジャーカップをひとつ持っておくと、毎回ブレずに美味しく作れますよ◎
とはいえ、割合ってどうしたらいいの?
水割りや、ソーダ割りなら、ジン:ソーダ=1:3(30ml:100ml)がおすすめ。
お酒が強くない方でも安心な、ジン30 ml+ソーダ50 ml+お茶50 mlで炭酸のさわやかさとお茶の甘さと香りが引き立ち飲みやすく仕上がります。
また自宅でジントニックを作ったり、トニック:ソーダ=1:1 で作った”ソニック”で割るのもおすすめ。
レモンやライムなどのフレッシュフルーツを購入して果汁をいれたり、100%アップルジュースで割ると、よりさわやかなカクテルをお楽しみいただけます。
これからの寒い時期には、お湯割りや温かいお茶割りも良い。
炭酸を入れた際は混ぜすぎず、氷を浮かせて落とす程度に収めることもおいしさの秘訣です。
氷にもひと手間を。
氷にもこだわるとより一層美味しくクラフトジンが飲めます。
一度沸騰させた水(お湯)を冷ましてから氷を作ると気泡が抜けて、透明で綺麗な氷が出来上がります。
この時、氷を作る容器もなるべく大き目のものを選ぶと、より溶けにくい氷に仕上がります。
沸騰させてから氷をつくるなんてめんどくさい。という方は、コンビニのロックアイスを購入することでこの手間を回避することも可能ですよ。
グラスの選び方
ここからは、グラスの選び方を見ていきましょう。
ロックで飲むときは、浅くて口が大きなグラス。ストレートの時には、ワイングラスなどがおすすめ。
ソーダやトニックで割る場合は背が高く、まっすぐな形のグラスを選ぶことで、炭酸が抜けにくく、香りも感じやすくなります。
これを機会に適切なグラスを購入してみるのもいいかもしれませんね。
ひと手間を教えてくれたバーテンダーTETSU

野沢温泉蒸留所 テイスティングルーム バーテンダー。
20歳から横浜でバーテンダーとしてのキャリアをスタート。
30代後半からから10年ほどクラフトビール業界に従事。
その後紆余曲折を経て、ウィンタースポーツの経験が全く無いにも関わらず、
村の魅力に取り憑かれ3年前から野沢に移住。
酒を愛し、酒に愛され、酒に溺れ、酒と共に歩む人生。
野沢温泉蒸留所のジンの魅力を一人でも多くの人に伝えるべく、2025年3月より野沢温泉蒸留所テイスティングルームで勤務開始。
▶今回ご紹介しました「NOZAWA GIN」は、公式オンラインストアにてご購入いただけます。